プリンターは寒さに弱い?

プリンターは寒すぎると正常に印刷できなかったり、まず動いてくれないということがあります。
エプソン(EPSON)・キャノン(Canon)・ブラザー(brother)・HP(ヒューレット・パッカード)のどのメーカーも気温10度以上で動いてくれるそうですが、気温15度以上にならないと性能的には印刷がうまくできないなどもあるそうです。
エプソン(EPSON)のオススメは気温15〜25度、湿度40〜60%。
キャノン(Canon)のオススメは気温15〜30度、湿度10〜80%。
ブラザー(brother)のオススメは気温20〜33度、湿度20〜80%。
ブラザーはあまりに気温が低すぎると、「室温が低すぎます」と表示されます。

さらに、結露していないことが前提条件にあります。
寒い日に部屋を暖かくすることにより窓などに結露が発生しますが、プリンターの内部でも同じ事が起こっています。
結露した状態だとプリンター内部で印刷紙が水分を吸って紙詰まりの原因にもなり、印刷した際に用紙の半分しか印刷できない、部分的に印刷できない、1部分が真っ黒になっているなどのエラーが起こることがあります。

プリンターを温める時の方法としては、石油ストーブなどで一気に気温を上げすぎると結露しやすくなりますので、エアコンを使うほうがオススメです。
プリンターの内部と外部の温度差をなくす為にカバーをしばらく開けておき、外の環境と馴染ませてから使用する。
また、窓の前や下などにプリンターを置いていると冷えやすいので置く場所には気をつけましょう。

特に冬の朝は気温も下がりやすいのと、急いでおられる方も多いと思いますので上記に記載したようなことに気をつければ少しは対策になると思います。
ドライヤーの使用はプリンターの部品が溶けてしまう恐れがあるため、絶対に使わないほうがいいです。